3作品も楽しめる推理ゲームってほかにある?和階堂真の事件簿
和階堂真の事件簿という推理ゲームをうさまるさんが紹介してくれました。
どんな推理ゲームなのか、このゲームの面白さとはなにかを書いてくれました。
もともと ミステリ小説やドラマが好きなのですが、 無料で遊べるゲームで推理物はないのかと探していた時に出会ったのが「和階堂真の事件簿」という推理ゲームです。
アプリの説明にもあるのですが、 1時間程度でクリアが可能な2D推理アドベンチャーゲームとなっています。
しかし 無料ゲームとは思えない、上質なテイストのストーリーに、操作しやすいゲーム性も相まって、始めてしまうとクリアまであっという間に時間がたってしまうという作品です。
様々なストーリーが楽しめるのも利点
現在3作のシリーズものなのですが、 ストーリー自体は直接つながっているわけではないので、どの作品から始めても楽しめる仕様となっています。
タイトル:「1. 処刑人の禊」「2.隠し神の森」「3.影法師の足」
個人的には 2作目の隠し神の森が好きで、世界観が金田一シリーズのようにも見え、昭和の日本式のお屋敷を舞台に繰り広げられるストーリーがツボでした。
どのストーリーも本当に素晴らしいミステリ作品となっており、結末に向かうまでの工程で、自分で答えを導き出すことはもちろんできるのですが、 わかりきった結末にたどり着かないというストーリーになっているので、 2時間サスペンス的な予定調和なストーリーには興味がないといった方でも、楽しめる物語になっているのではないかと思います。
ゲームの世界に関しては 2Dのグラフィックと秀逸なゲーム音楽が相まって、ある種レトロ感や哀愁があふれる世界観を作り出しているところも推せるポイントです。
3作品ともにストーリーのテイストも異なるため、好みはあるかもしれませんが飽きがくることはないと思います。
さらには、課金要素は、 「応援」程度のものしかないので、無料でストーリーのすべてをプレイできます。
2Dのキャラクターでも感情移入してしまう
作品ごとに登場人物も多く、 「こういうキャラクター必ずいるよね」と思える設定のキャラが多数出てくるところも、日本の推理小説やドラマをたしなんでいる方にはなじみ深い世界観やストーリー構成となっている要因ではないかと思います。
キャラクターデザインに関しては 2Dということもあり、表情がないのですが、それでも見た目でキャラクターの見分けがつかないなんてこともなく、たった1時間程度のプレイ時間で感情移入もできてしまうというキャラクターも存在します。
操作に関しても、 アクション要素はなく調べる>ロジックを組み立てるという操作がメインになるので、タップのみでの操作となります。
事件関係者に話を聞き、その内容から行動範囲が広くなりさらに収集できる情報が増え、解決の糸口をつかんでいくといった展開になります。
そのため、上述の通りキャラクターが多い中、 いろんな登場人物に複数回話を聞きにいかなければならず、さらには目的地が定まらないこともあるため、行った場所に何度か行かないといけないという少々根気がいる場面もあります。
何度も周回してしまうくらい楽しいゲーム
3作品を通して操作に関するフラストレーションはかなり払しょくされているところはあるのですが、 1作目はまだストーリーを進めるうえでの操作面で、難ありというところもありますので、サクサク進められるところを重視するのであれば1作目からプレイするほうがストレスは少なそうという印象があります。
ただ、そういった点を踏まえたとしても、 ストーリーの秀逸さによって先に進みたいという意欲関心の方が高まると思いますので、大きな懸念ではないです。
私個人的には、 結末を知っているにもかかわらず、秋の夜長などにまたプレイしたいなと思って開いて進めてしまうゲームになるくらい、魅力的なゲームだと思っています。
個人的には 夜のプレイが読書感覚で進められるのでお勧めです。
現在3作品目で更新が止まっているのですが、 プレイ人数が増え自作のリリースにつながるといいなと思っていますので、ぜひ多くの方にプレイしていただきたいです。
このゲームのミステリーは難しすぎず、程よい難しさになっているところもいいところですよね。
推理ゲーム初めてという方でも、やりやすいゲームになっています。
操作性も難しくないことから、ゲーム自体そんなにやったことなくても身構える必要なくできます。
そして三作品あるので、時間つぶしでプレイしていてもかなり時間をつぶすことができます。
ぜひプレイしてみてくださいね。