『ロマンシング サガ リ・ユニバース』(ロマサガRS)の魅力を徹底解説!

ぽむさん(31歳 女性 北海道 自営業)からの タダゲームレビューの投稿です。

ロマンシングサガシリーズのスマホ版である「ロマサガRS」を紹介してくれるぽむさん。
家庭用ゲーム機でプレイされていたロマンシングサガシリーズがお手軽に遊べるスマホ版として遊ばれています。
ドラゴンクエストや、ファイナルファンタージとも完成度においては匹敵するともいわれているゲームタイトルです。
ゲームの内容から、イラストや音楽といった細かいところまで魅力を熱く語ってくれました。


お気に入りのキャラクターを駆使して世界を冒険しよう

今年、35周年を迎える『サガ』シリーズのスマートフォン向けRPG、『ロマンシング サガ リ・ユニバース(Romancing Sa Ga Re;univerSe)』 (『ロマサガRS』)は無料でたくさんのコンテンツを楽しむことができるゲームです。

ロマサガRSの魅力について徹底解説

このゲームの魅力について詳しくお話していきます。

開発・運営はスクウェア・エニックスとアカツキゲームス、 対応プラットホームはiOS(iPhone、iPad)、Androidで、基本プレイ無料でアイテム課金制となっています。

舞台設定は『ロマンシング サ・ガ3』(『ロマサガ3』)の300年後の世界で、『サガ』シリーズに登場する様々なキャラクターが『ロマサガ3』の世界に召喚され、第一部の主人公であるポルカや第二部の主人公のリアム、第三部の主人公のシィレイと共に戦います。

近年は、ドット絵のグラフィックを用いたゲーム作品に根強い人気があります。

『ロマサガRS』では、『ロマサガ3』時代の美麗なグラフィックを彷彿とさせるドット絵を、キャラクターや敵モンスターのグラフィックに使用し、さらに背景やバトル中のエフェクトはCGの効果を使うことで、美しく臨場感溢れる世界観を生み出しています。

ゲーム内でガチャを引くために使うジュエルは、毎日のデイリーログインボーナスやデイリー・ウィークリー・期間限定ミッション、期間限定イベントの参加、討伐コンテンツやメインシナリオ踏破、キャンペーンなど様々な場面で手に入れることができます。

無課金でもガチャをたくさんひくことができる

他のソーシャルゲームに比べると、貰えるジュエルの数は膨大で、 無課金でもかなりの数のガチャを引くことができる点が魅力の一つです。

デイリーミッションで160ジュエル、ウィークリーミッションで1210ジュエルを獲得できます。

フリークエストモードの「若月の記録」「昇龍の記録」などのクエストでは、バトルを1回クリアするごとに150ジュエルを獲得でき、ステージを全開放すると3000ジュエルを手に入れることができます。

期間限定イベントで行われることのある「制圧戦」の全マップを制圧完了で5000ジュエルなどを獲得することもできるので、 コンテンツをクリアしていけば自然とたくさんのジュエルが貰えます。

『サガ』シリーズは「RPG」で、 数多くいるキャラクターの中から、5人のパーティメンバーを編成して、敵キャラクターとのバトルに勝つことを繰り返して進んで行くのが基本の流れです。

『サガ』シリーズの作品によってはワールドマップが存在し、そこから行きたい街やダンジョンを選んで街の中を探索できたり、ダンジョンでボスキャラクターを倒すこともできます。

主人公を選ぶことができ、主人公ごとにストーリーも違う

主人公が複数人いる『ロマンシング サ・ガ』、『ロマンシング サ・ガ3』、『サガ フロンティア』などの作品では選んだ 主人公ごとに異なるストーリーを体験することもでき、幻想的な世界観が特徴です。

今回ご紹介する『ロマサガRS』ではスマートフォンゲーム向けにダンジョンや街の要素は省かれており、メインシナリオを読みながらバトルのクエストを進めていく、初心者でもやりやすい「メインストーリー」のモードと、バトルコンテンツを行う「フリークエスト」、「チャレンジ」などのモードがあります。

「フリークエスト」は期間限定のイベントも開催されて素材や武器などの報酬を集めたり、交換所で交換できます。

「チャレンジ」では「追憶の幻闘場」、「螺旋回廊」、「討伐クエスト」などがあり、やりこみ要素や高難易度のバトルを楽しむことができます。

『ロマサガRS』では、キャラクターはスタイルと呼ばれる姿をいくつも持っており、同じキャラクターでもスタイルごとに使える術や技は違います。

1体のスタイルで使える技や術は最大で3種類までですが、「継承」を使うと、同じキャラクターの別スタイルが使える術技から1つのみ、継承して使用することもできます。

3種類の術技が4種類に増えるため、バトルでの選択肢が広がります。

美しいイラストも揃っており、各種イベントごとに楽しめる

キャラクターのスタイルイラストでは『サガ』シリーズの代表的なイラストレーターである小林智美氏の繊細で華やかな美しいイラストをはじめ、 『ロマサガRS』のために描き下ろされた様々なイラストレーターのイラストを楽しむことができます。

ローディング中画面のイラストも期間限定イベントに合わせて頻繁に更新され、待ち時間も楽しく過ごすことができます。

バトルでは、キャラクターを成長させ、強化するためにバトルクエストの周回を行うのが基本です。

周回には時間がかかることが難点ですが、最近、とても便利な新機能が追加されました。

2023年12月1日に実装された「記憶再戦」と呼ばれる機能は非常に便利で、まず最初に1回戦闘を行い、そのクリアタイムを元に指定した回数分、自動で戦闘を行ってくれるのです。

この機能が優秀なところは、『ロマサガRS』を起動していない時や、スマートフォンを起動していない時でも、バックグラウンドで記憶再戦を行ってくれるところです。

私たちが一日に使える時間は限られていますが、日々の生活の中でも「記憶再戦」を使えば手軽に、楽に周回を行い、キャラクターを強化したり、アイテム報酬をゲットしたりすることができます。

この機能は、他のスマートフォンゲームでは見ないとても 革新的な機能ではないかと思っています。

『サガ』シリーズは独特の歯ごたえある高難易度なバトルも魅力ですが、 『ロマサガRS』も高難易度コンテンツが充実しています。

「チャレンジ」の「追憶の幻闘場」では、サガシリーズの各タイトルで登場した印象的なボスキャラクターと、当時の熱いバトルを思い出しながら戦うことができるコンテンツです。

ボスによって状態異常耐性が異なったり、倒す手順がある程度決まっていたりと、戦うボスに応じた戦略を求められます。

このコンテンツでは、パーティ編成に制限があり、武器種ごとにまとまったパーティを組む必要があります。

長剣なら長剣が使えるキャラクター、槍なら槍が使えるキャラクターのみで5人のパーティを組んで戦います。

そのため、 普段はあまり使っていないキャラクターを使用する機会もあり、新鮮な体験や発見があるのです。

ロマサガと言えば使用できるキャラクターが多いのが魅力!

キャラクターについてもご紹介します。

『サガ』シリーズには主人公、ボスキャラクター、NPCなど、人間の老若男女から、 人間ではない人外種族、精霊や神々など様々なキャラクターが登場します。

長く続いている作品のため、キャラクターの数は多く、この『ロマサガRS』にも各タイトルから多くのキャラクターが登場しています。

各タイトルでは使うことのできない、本来のサガ作品のシナリオでは主人公と対決するボスキャラクターも、『ロマサガRS』ではパーティに編成して仲間として戦わせることができます。

『サガ』シリーズは人間よりも強大な力を持つ神々や精霊、ロボット(メカ)や雪だるまや吸血鬼といった種族も登場し、他のRPG作品とは一線を画した体験を楽しむことができます。

特に、ボスキャラクターとして主人公たちに立ちはだかった神々を仲間として迎え、その強力な力を体験できるのはとても魅力的です。

『ロマサガRS』を通して、私は今まで触れてこなかった、『魔界塔士サ・ガ』、『サ・ガ2秘宝伝説』といった作品に触れ、そのボスキャラクターである「かみ」、「アポロン」、「ビーナス」などのキャラクターに興味を抱くようになりました。

『ロマサガRS』のゲーム内のイベントでも、「かみ」や「アポロン」との対決を再現したコンテンツやイベントがあり、美しいドット絵で描かれたバトル風景は迫力があり惹き込まれました。

『魔界塔士サ・ガ』や『サ・ガ2秘宝伝説』の発売当時はゲームの容量が限られていたため、ボスキャラクターの台詞は短いながらも強烈な印象を与え、30年以上経った現在でもその魅力は色褪せません。

キャラクターの設定や台詞をより楽しむことのできるコンテンツもあります。

『サガ』シリーズの生みの親である河津秋敏氏が、各キャラクターのスタイル詳細画面のフレーバーテキスト、ホーム画面の本拠地バンガードで各キャラクターに話しかけた際の台詞3種などを書き下ろしています。

河津氏はサガファンからは「神」として親しまれており、「河津神」という愛称もあるほどですが、その河津氏がシリーズのキャラクターに新たな魅力を吹き込んでくれています。

音楽も非常に凝っておりアルバムとして収録されている

音楽も『サガ』シリーズの大きな魅力です。

『ロマサガRS』内のバトルでは、『サガ』シリーズの各作品で流れた名曲の数々や、アレンジアルバムなどの楽曲が使われています。

オーケストラアレンジ、バンドアレンジ、『サガ』シリーズ公式バンドの『DESTINY 8(ディスティニーエイト)』のメタル風バンドアレンジ、オーケストラ音源、アコースティックアレンジやジャズアレンジなどの多種多様な音楽を楽しむことができるのです。

伊藤賢治氏による新規楽曲も充実しており、私はバトル曲では『五神獣バトル1』、『五神獣バトル2』が特にお気に入りです。

『ロマサガ3』の名曲である『ポドールイ』は『ポドールイ -RS Version- arrange from Romancing Sa・Ga 3』でクリスマスの季節に合わせたアレンジがなされ、しっとりとした雪景色を連想する美しい楽曲で、人気あるアレンジの一曲です。

「芸術の都ファーゴ」の「コンサートホール」では『ロマサガRS』内のバトルで使われた過去の『サガ』シリーズの代表的な楽曲から、 アレンジアルバムまで音楽プレーヤーに近い感覚で楽しむことができます。

曲を聞くためには「音符メダル」というアイテムが必要となりますが、毎日のプレイやイベントでかなりの数が貯まる上、不足した場合は交換所で交換することができます。

記憶再戦をしながら、『魔界塔士サ・ガ』の植松伸夫氏や『サガ フロンティア2』の浜渦正志氏や『サ・ガ3 時空の覇者』の笹井隆司氏、『サ・ガ3』プロデューサーでもある藤岡千尋氏の楽曲など、バラエティ豊かな楽曲の数々を聴くことができるのも魅力です。

『サガ』シリーズは、他にない面白いコラボレーションも行っています。

それは、『サガ』シリーズと『佐賀県』のコラボです。

このコラボは近年では毎年開催されており、ロマサガRS内でも2023年のコラボは2回行われました。

制圧戦と呼ばれるイベントマップでは、敵キャラクターのドット絵がマップ上に出現することが特徴ですが、その敵ドット絵も佐賀県にちなんだ衣装や装飾となっています。

また、コラボガチャ限定キャラクターのイラストでは、キャラクターたちが和装を中心に華やかな衣装を身に纏っており、背景には佐賀県の名所が描かれています。

ドット絵でも、衣装は細かく再現されていて、 可愛らしいドットキャラクターの見た目やバトル時の派手なエフェクトも見ていて楽しいです。

ゲーム外のコンテンツについてもご紹介したいと思います。

月に1回ほど公式放送が行われており、まだまだ人気が続いていくゲームだ

『ロマサガRS』公式生放送は月に1回ほどのペースで行われています。

放送内では音楽ライブが行われることもあり、無料で『サガ』の迫力あふれる名曲を楽しむこともできます。

さらに、YouTubeの公式チャンネルである『サガチャンネル』では、バラエティ豊かな生放送や動画を楽しむことができます。

芸人で生粋のサガファンであるノブオ氏による『ロマサガRS』、『サガ』シリーズ各タイトルの解説動画や高難易度コンテンツ挑戦動画、作曲家の伊藤賢治氏や『サガ』シリーズ総合ディレクター河津氏へのインタビューなど、新情報をはじめ、『サガ』シリーズを楽しむためのコンテンツが充実しています。

こうしたゲーム外のコンテンツも同時に楽しむことで、『ロマサガRS』や、『サガ』シリーズをより一層深く味わうことができるでしょう。

『ロマサガRS』は、『サガ』シリーズ好きの方には勿論ですが、 新たに『サガ』シリーズに触れる人の入り口として、無料で楽しく遊べるゲームのひとつではないかと思います。

『ロマサガRS』をやりながら、『ロマンシング サガ3(リマスター版)』、『サガ フロンティア リマスター』など『サガ』シリーズの各作品をプレイしてみるのもおすすめです。

2024年4月25日には最新作の『サガ エメラルド ビヨンド』の発売が決まっています。

非常に楽しみな作品です。

『サガ』シリーズと同じ制作会社であるスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズのような王道さとは一味違った魅力を持つ『サガ』シリーズに興味を持ってもらえればうれしいです。

ぽむさん、ご投稿ありがとうございます。

ロマンシングサガはRPG全盛期だった頃においても人気であったタイトルの一つです。
他のRPGゲームになかった要素と言えば、主人公を多数の中から選ぶことができ、主人公によってストーリーが変わっていくというものです。
また同じキャラクターを主人公においても進め方によってはシナリオが変わっていくフリーシナリオが実装されており今でもその傾向があるゲームとなっています。
通常ではありえないボスキャラクターを仲間にすることもできるので、他のゲームとは違った楽しみ方ができることは間違いありません。
細部まで非常に凝って作られているためやりこみ要素や楽しむ要素が多いです。


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